2017年1月20日
退院までにリハビリスタッフ、看護師からご自宅での生活を想定した退院時指導を行っています。
患者様毎に合わせた資料をお渡しし、実際の介助方法を体験して頂き、退院後の生活の支援をしております。
ご不明な点や不安な点についての指導だけでなく、今後の生活について話し合う機会を設けております。
その他に、地域で連携し退院後のリハビリや介護サービスの提案もしております。
脳卒中等で脳に障害を受けると運動麻痺だけではなく「高次脳機能障害」と言われる、思考・言語・言葉を
司る部分に障害が起こることがあります。
気付かれにくい「見えない障害」と言われ、症状としては記憶障害や我慢が出来ない、怒りやすくなったり、
集中することや物事を順序立てて考えることが難しくなる、というような様々な症状があります。
骨折や手術後は、傷口に炎症等による痛みが残ることがあります。
脳血管障害では脳に障害を来たし、体の一部に痺れや痛みが生じることがあります。
ホットパックや電気等を用いた物理療法や徒手的な療法により痛みや痺れを軽減することは可能です。
その時期に合わせたより適切な管理・予防により悪化を防ぐことができます。
骨折や脳血管障害などの病気によって、身体機能の障害には個人差があります。
そのため症状は異なりますが、リハビリをすることによって筋力や麻痺の軽減を図ることが可能です。
まずは寝たきりを予防し、患者様の状態に合わせたプログラムでリハビリを進め、必要に応じて歩行補助具の
選定もしております。